真夏にエアコンの無い部屋で、レッドビーシュリンプ水槽の水温対策を行いました。
(この方法はエアコン環境で飼育ができない方に参考になります。)
環境は
①水槽用ファン
②エアーストーン(エアレーション)
③射光カーテン(直射日光防止)
④窓開け換気(熱こもり防止)
以上を行うことにより夏を乗り切っています。
①水槽用ファンを使用することにより、水温は約28度になっています。
理想は25度前後ですが生命維持の可能な水温にまでは下げることができます。
ファンを使用しない場合は水温が30度を超えてしまう状態です。
水温が高くなれば水中の酸素濃度が低下してしまうため、②エアレーションを行わないと酸欠状態になってしまいます。
エアレーションの泡は細かいほうが水に酸素が溶けやすく水面に空気が出るときの音も静かになります。
餌についてですが、エビの状態をよく観察し、餌への集まりが悪い、常にツマツマしていないなど調子を見ながら餌を与えると良いです。
高温下では酸欠になりやすいため、バクテリアの活性も下がりやすく、水が臭い始めたら要注意です。
この時は水温を下げる対策、エアレーションの追加が必要です。
③遮光カーテンでは部屋に太陽光が入ることで温度上昇してしまう事を防ぎます。
④窓開けによる換気はポンプなど電気機器がある場合、電気機器から熱を発するので締め切った部屋の場合、
外気より部屋が高温になる場合があるため換気を行うようにしています。
以上①から④の対策を行うことにより、エアコンを使用しないで夏でも水温の上昇を抑えて飼育を行いました。
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